どれもこれもいい意味でのワンパターン漫画であり、取り立てて感想などもなし。強いて言うなら「面白かった」である。
無題
ONE OUTS(ワンナウツ)という漫画は大層面白く、アニメにもなっています。単行本は全19巻。
ここのところ仕事の方がなかなか忙しかったりするのですが、夕べは体調もあまりよろしくなかったので、残業するのはやめてその全19巻を読むべく漫画喫茶に行ったのです。ホントは購入して読みたいのですが、ここ最近は買った本や漫画をどこにどうやって収納するかが本当に悩みの種だったりするので、読みたいもの を読みたいからといってポンポン買うわけにもいかない。故に、漫画喫茶というシステムは大変ありがたい。
それはさておき、普段行っている漫画喫茶にはワンナウツは置いていないので、ネットで在庫を公開している漫画喫茶はないものかと探してみたら意外に近所にありましてですね。検索してみたら在庫があることも確認できたのでそこに赴きましたよ。僕は大体5冊ずつくらいを自席に持ってきて読むのですけれども、5巻ま でを読み終わってさぁ続き読むかと思って棚に行ったら6~12巻がないんですよ。
思わずTwitterで愚痴りましたけれども。漫画喫茶では日常茶飯事とたしなめられましたけれども。
しばらく待ってみようと別の漫画とか読んで見たりもしましたけど帰ってくる様子もなく、仕方がないので13から先を読みましたよ。
でもなぁ。考えてもみろ。読みたい漫画の1~5がない。まぁ誰でも嬉しくはないわな。でもしばらく待ってれば帰ってくるだろ、普通。5巻まで読み終えたら続 き読むんだし。そりゃ、漫画持ち込んだまま眠っちゃうやつだっているし、帰ってこないっつー恐れもあるわけだが、それこそ漫画喫茶なんだから仕方がないだろ う。そこでお前が6~12を持ってちゃったら、お前、俺が悲しいだろ。おまけに俺が13から先持ってっちゃうから、お前も悲しいだろ。お前がちょっと待ってくれれば俺もお前も全部読めて幸せじゃねーか。
Win-Winで行こうよ(大げさ)
上で全19巻とか書きましたけど、20巻がamazonで予約受付中とかなってるので、どうやら連載中の続編は20巻としてコミックス化されるのかな、と。詳しいことは分かりませんけど。
国民クイズ
帯には衝撃の傑作コミック復刊!
とありますが、「傑作」なんですかね?これ。それとも僕の「傑作」っていう単語に対しての認識がおかしいのかな?
いや、凄い漫画なんですよ、これ。他に較べるものが思いつかない。てことは「傑作」で間違いないのかな。
なんにしても買ってよかった。
とめはねっ!の異動先はスピリッツだったのか
4巻目。
4巻は、書道関係の薀蓄が少なかったように感じるな。今までもこんな感じだったかな。
それにしてもスピリッツかぁ。異動先があったことを喜ぶべきですかね。スピリッツはもうずっと読んでないので事情がさっぱり分からないのですが、掲載ペースはどんな感じなのかな?コミックスの刊行ペースが上がると嬉しいのですが。
過去のとめはねっ!関連エントリ
- 最近買って面白かったもの(1巻購入時)
- 最近購入漫画(2巻購入時)
- とめはねっ!3巻(3巻購入時、なのは見ればわかりますね)
岳 8巻
普段通りにいいお話。ビッグコミックオリジナルらしいとでも言いましょうか。世界が停滞してるんだよなあ。何十巻も続けるような漫画でもないと思うのですけど。過去話やる気はないのかなぁ。
過去の岳関連エントリ
ADAMAS 2
これ、イブニングに連載してるの?少年誌じゃなくて?ていう様な作品。なんだけど、週刊少年誌に来ると浮くんだよね、皆川亮二。ということで月マガにしない?同じ講談社だし。マガジンZは勘弁な、って書こうとしてマガジンZのWikipedia見たら2009年1月26日発売の同年3月号をもって休刊することが決定した
とか書いてあるじゃないですか!「仮面ライダーSPIRITS」はどうなるんですか!?ADAMASと関係ないな。
というわけで2巻のお話をすると、プロローグといった感じだった1巻に対して、敵味方に新キャラが登場して物語が本格始動。味方の新キャラはエメラルド使い。次はルビー使いとか出てくるんでしょうか?
同じ皆川作品なら「スプリガン」が一番近いと思います。お好きな方はどうぞ。
1巻購入時のエントリ
ウルフガイ
平井和正の小説「狼の紋章」を原作にした漫画。
かどたひろしによってコミカライズされたアダルトウルフガイの方は割と違和感なく受け入れられたのですが、こちらは少々戸惑った。
アダルト版の漫画化が、原作小説に忠実だったかというと決してそんなことはないんですが、僕の中にある犬神明像と描かれた犬神明像とにあまりズレがなかった。一致してない部分がなかった訳ではないんですが、あまり気にならない部分のズレだった。
それに対して今作で描かれた少年犬神明像は僕の中の犬神明像に重なってくれない。犬神明だけではなく青鹿先生についてもどうも別人を見てる気がして仕方がない。脚本化した田畑由秋と僕とで受け取り方に違いがあるんだろうなぁ。
掲載誌はヤングチャンピオンとのことですが、読者のほとんどは原作知らないんですよね?そういう人達がどう読んでるのか知りたいので、ちょっと後でレビューでも探してみます。Amazonのレビューは原作ファン中心で随分高評価なようですけど。
続きを買うかどうかは保留です。この先「狼の怨歌」や「狼のレクイエム」までやるつもりかどうか知りませんが、そこまでは多分買わないなぁ。このコミックスも4巻まで買って読んだのですが、商品リンクは1巻だけにしときます。
そういえば作監/余湖裕輝ってのはアクメツの人(って田畑由秋もアクメツの人だわ)ですね。見覚えのある絵だけど泉谷あゆみの絵に見えないなぁ、と思ったら。あー、余湖裕輝はバチガミを描いたひとなのか。
吉田戦車って息長いよね
吉田戦車暦は結構長い。と言っても最初に知ったのは「伝染るんです。」だったり「伝染るんです。」が終わって「ぷりぷり県」になって今一ピンと来なくて、ギャグ漫画家の寿命って短いことが多いものですから、そろそろ限界なのかなぁとか勝手に思ったりして、かつこの頃からスピリッツを読まなくなったのに合わせ て、吉田戦車自体も読まなくなったりしてるので、結構長い、とか偉そうに言うほどのもんでもない。
3巻の内容に触れてないけど、4コマだし、ストーリーなんてまぁあるっちゃあるけど、「シャンプーと別れて醤油と手を取り合って出奔したリンスが……」とか訳の分からんことになるしねぇ。
なんだかんだいってずっと現役な吉田戦車はたいしたものだ、というつまらない結論。
関連エントリ
サナギさん(終)
ついでにもう1冊。
サナギさんもこの6巻で終わり。施川ユウキの漫画は好きでコミックスも大体揃えてるんだけど、そろそろこの路線は飽きてきた。「もずく、ウォーキング!」 にしてもこの6巻と同日発売の「12月生まれの少年」にしても、どれも似たような作風。安定して面白いのだけれど、そろそろ違うものが読みたい。以前にも書いたことがあるのですが、エッセイとかコラムとかでいいので、活字メインの本出す気、あるいは出させる気はありませんかね?ぜひ読みたいのですが。
僕は繁殖できなかった
春菊さんの定義によれば3人作って初めて繁殖だそうですから。
既に文庫化も始まっている本作は、内田春菊自身の生活そのものを(誇張はあるにせよ)面白おかしく漫画化しているものなのですが、どういう訳か1巻から新刊 で買い続けています。何巻を読んでも「凄い人だなぁ」という感想しか出てこない。真似は出来ない。したいとも思わないけど。
漫画で読む限りにおいて、ですが、相当ハチャメチャな人であり「あ、こんな人もいるんだ」って思えて、少しだけ楽になれるかもしれませんので、育児や男女関係でお悩みの方は、読んでみるってのも一つの手です。