来シーズンのファイターズは東京オリンピックの影響で本拠地である札幌ドームを使えない期間が2か月以上あり、日程的にきついという話があるので、実際どうなのかを調べてみた。
実際には2か月の内、約1か月はオールスターとオリンピック休みで公式戦がないので単純な移動距離だけで日程のきつさが測れるわけではないのだが。
先に結果。単位はキロメートル。並び順は総移動距離降順。
リーグ |
チーム |
総移動距離 |
内交流戦期間のみ |
---|
パ |
日ハム |
38782 |
4390 |
---|
ソフトバンク |
36035 |
3532 |
オリックス |
27569 |
742 |
楽天 |
25694 |
2176 |
西武 |
20420 |
1636 |
ロッテ |
20353 |
1448 |
セ |
広島 |
18991 |
2107 |
---|
中日 |
15939 |
2699 |
ヤクルト |
15701 |
1748 |
巨人 |
15575 |
3298 |
阪神 |
14408 |
2245 |
DeNA |
12391 |
1774 |
最も移動距離の長いファイターズと最も短いベイスターズでは3倍以上の差が。
とはいえファイターズもきついがホークスも同じくらいきつい。
セパ間格差すごい。
あと交流戦期間のオリックス超楽。なにこれ。
交流戦前後も含めた期間のバファローズとファイターズの移動経路
バファローズ:所沢(L)-横浜(DB)-大阪(S)-甲子園(T)-名古屋(D)-大阪(G)-大阪(C)-神戸(M)
ファイターズ:札幌(H)-神宮(S)-札幌(D)-広島(C)-東京(G)-札幌(T)-札幌(DB)-前橋-(L)
おかしい。こんなことは許されない。
ちなみに算出の仕方。
来季の日程はすでにNPBの公式サイトに掲載されているので、それがベース。
球場欄が空白のものはホームチームのホーム球場で開催されるものとする(今後変更される可能性はあるが)。
移動距離の算出基準は、ある試合と次の試合の開催球場の間の直線距離を単純に合計したもの。
実際には札幌の次が仙台だったら、飛行機で羽田まで来てから新幹線で仙台へなんてルートをとることがあるので、経路距離になるともっと長いし、間3日あったりすると一度自宅に帰るなんてこともある。
球場間の距離については2地点間の緯度と経度をもとに距離を計算(via: 2つの座標間の距離を求める - Qiita)した。
各球場の緯度経度はGoogle Mapでポイントを右クリックして「この場所について」として表示される値を用いた。