21世紀の「時かけ」

By mattz, 2010/03/17

一昨日のことですが映画『時をかける少女』を観てきました。

これが公式バナー。はさすがにもう死んでるみたいね。

シナリオ上の粗は結構あります。ただ、タイムスリップ(作中では一貫してタイムリープと呼称)ものを、矛盾も無理もなくエンターテインメントとして 仕立て上げるのは相当難しいことだと思います。そういう「粗探し」をついしてしまうんだよね、とかいう人は観ない方がいいかもしれません。「こまけぇこたぁいいんだよ」と言える人にはぜひ観て欲しい作品です。特に1983年版をリアルタイムで見た世代にはお勧めです。

観るにあたって、大林宣彦版、細田守版を先週末に観てみたのですが、この2010年版も負けてはいないと思います。異論は認める。

あらすじとかは、公式サイトなり他の映画情報サイトでも見ていただきたいのですが、予告編が「時をかける少女(2010)の動画 - 予告動画 - 映画のことならeiga.com」で観られます。この予告編がねぇ。本編観てから観ると泣けるのよ。俺だけかもしれないけど。

大林版の続編的な、みたいなことを書いてるレビューが多いんだけど、確かに映像的には大林版を引き継いでるっぽいんだけど、どちらかというと、原 作小説の世界から続く世界を描いているんだと私は思います。「ケン・ソゴル」ってはっきり言うしね。そこだけが根拠って訳ではないけど。ゴロちゃんの姓とかね。

こちらが大林版

そしてアニメ版

2010年版はさすがにまだなので主題歌で

んでね。

あえて、ここまで触れなかったんですけど。

仲里依紗が可愛すぎるので注意。

というか、この映画、仲里依紗の可愛さが最大の魅力なのです。

もうね。恥ずかしながら『オフィシャル・コンセプト・フォトブック「時をかける少女」仲 里依紗』とか買っちゃいましたもの。

仲里依紗だったら、下ネタに知らないフリをしても、上目遣いをしても、話し声をワントーン高くしても、なにをしても全て許す。

アニメ版初見時にこの頃の原田知世の可愛さは異常などと書きましたが、この映画の仲里依紗はそれに匹敵します。異論は認めたくない。