10巻は10巻でひとまず読み終えております。が、1巻からの通読がまだ3巻途中なので、再読で10巻まで読み終えたら、改めて続き書きます。
2009/08/26追記
やっと10巻までの再読が終わった。ほぼ1ヶ月かかってしまった。そのまま小説すばるで11巻相当分まで読んでしまいたくなったが、そうすると11巻を買ったときに読まなくなってしまうのでやめた。
で、結局、楊令の魅力についてはよく分からない。作中にも「作られた頭領」という表現(ちょっと違うかも)があったかと思うのだが、確かに能力的には非凡なの だろうが、問答無用で皆が惹きつけられる様な、そういう人物として描こうとはしていないように感じた。
それにしても、楊令伝を読めば読むほどに水滸伝を再読したくなるのには困った。楊令伝には死んでいった同志たちを振り返るシーンが多いのですが、そのたびに その死に様を思い返しては、そのシーンや、それらの登場人物が活躍するシーンなどを読みたくなったりします。持っているので読もうと思えば読めるのですが、 それをやっているといくら時間があっても足りなくなってしまう。
全然話は変わりますが、6巻で殺されてしまう北京大名府の彼。
彼と同じ死に方だけはしたくないですねぇ。至福の中で死んでいった訳で、本望といえば本望なのかもしれませんけど、それにしても。ねぇ。