というわけで12巻。予定では全15巻らしいのでこれ入れてあと4冊って事になる。15巻の予定って聞いたときはどうせまた伸びるんでしょ?とか思ったけど 、案外15巻で終わるのかもなぁ。いや、なんとなく。
ところで思うんだけど、楊令伝って楊令が死なないと終わらないよね。そう簡単には死にそうにないけど、どっかの色男みたいな行方知れずで幕切れとか僕は納得できないし、実はチンギスハンでしたとか冗談じゃない。ま、これは年代的に無理がありすぎるのでないだろうけど。
ちょっと屈折してるけど、楊令の死に様をどう兄貴が描くのかが楽しみではある。楊志みたいに息子(物語には登場してきてないけど)を守って守って守りきって死ぬとか、もしかしたら楊令公のような最期かな。普通の戦で死ぬところはちょっと想像できないし。
でも楊令って死ぬときに雷横のように「愉しかったな」って思えるんだろうか。今の楊令は僕の目からはあまり「愉しそう」には見えないんだけど。