一時期初心者向けの言語はなんだってのが盛り上がってた時期がありました。僕も半分冗談、半分本気でカルネージハートだろ、とか書きましたけど、もうちょっとまじめに言うならJavaScript(+html)をお勧めしておく。以下理由。
- 投資がほとんど要らない
- ブラウザとエディタがあれば事足りる。まぁ、IEとnotepadじゃちょっと力不足な気はしますけど、一応それでもいいし。perlでもphpでもpythonでも 、Windowsでやろうと思うと、実行環境作んなきゃいけない。すでに最近のMac持ってるなら話は別ですが。
- 結果がすぐ見える
- プログラミングしてて何が楽しいって、こう動いたらいいなと思って作ったものがその通りに動いたときが一番楽しい訳ですよ。JavaScriptはそれが すぐ見える。
- 割と役に立つ
- まぁIEじゃあまり恩恵にあずかれない気がしますけど、Opera+user.js or widgetとか、僕はよく知りませんがFirefox+Greasemonkeyとか、日々のネットライフがちょっぴり便利になるものが簡単に書ける。
- 教科書がそこらじゅうにある
- 書籍も豊富だし、Web上でJavaScriptについて講座的なものを書いている人もいっぱいいるし(ろくでもないのもいっぱいあるけど)、ソースの実例も一杯ある。pythonかじってて何が一番困ってるかといえばサンプルコードがあまり見つからないこと。phpをやり始めた時に何が一番役に立ったかといえばオンラインマニュアルにサンプルコードがいっぱい載ってたこと。
- あまり他人に迷惑をかけない(かも)
- 公開するhtmlに埋め込んで(読み込んで)って場合はともかく、user.jsやGreasemonkeyだったら、セキュリティホールだのXSSだのとかそれほど気にし なくていい。
- あと、公開しようと思うとクロスブラウザ対策だのなんだので結構気を使うけど、user.jsにしろGreasemonkeyにしろ、OperaなりFxなりそれだけで動 けばいいので楽。
そういう訳で、プログラミングって面白そう、程度の人がやってみる言語としてはいいんじゃないかなと、思います。
仕事にするつもりならなんの言語でもいいよ。そのかわり最初の一個は徹底的にやれ。後が楽になる。