仲里依紗さん目当てで観に行ったのですが、仲さんどうでもいいくらいに森山未來と早乙女太一に圧倒された。仲さんは仲さんなりに頑張っていたけれどもやっぱり初舞台だし、他の役者さんたちには負けてましたね。映画では何度か観てきましたし、決して下手な女優じゃないと僕は思ってるんですけど。
主演、と言っていいのかな、は小栗旬。見せ場の「100人斬り」なんかは十分かっこよかったけれども、彼も申し訳ないけど霞んでた。
上映時間は3時間くらいあって、舞台同様に休憩が入ります。休憩前は早乙女太一の切れのある殺陣と男から見ても色気を感じる表情に圧倒され、後半は森山未來の迫力に圧倒されました。長さは全く気にならない。2,200円とちょっと高めの価格設定ですけど、それだけの価値はありますよ。
ゲキ×シネってなんなんだってのを観る前は全く理解してなかったのですが、これは面白いですね。ぜひ他の「ドクロ」も観てみたい。文字情報だけを見る限り、アカもアオもワカドクロより凄そうだし。DVD化はされてるんだけど、レンタルには出さないみたいなので買うしかないんだよね。カミさんが染五郎ファンなので「アオドクロ」なら買ってくれるかもしれないけど、どこかで上映されるのを待つかどうしようか。
という訳で「ワカドクロ」、大変楽しませて頂きましたが、同じメンバーで再演してくれたら今度は無理してでも舞台のチケットを取ろうと思います。小栗旬も仲里依紗も、きっともっと成長してくれているだろうし。同じキャストでやるかどうかなんて全くわかりませんけど。
ワカドクロとかアオドクロとか全く説明なしに書いてますけど、知りたい方はゲキ×シネ公式サイトでも見てくださいね。