ルーヴル美術館展その2、ともう一つ
六本木ルーヴル・阿修羅展、に続いて、上野のルーヴルも見に行ってきた。
実は先週の午後上野まで行っているのですが、えらい行列で少々時間が足りなかったものですから諦めて帰ってきていたという過去の反省と、日曜午後に行った阿 修羅展の混雑っぷりなどという経験を元に、平日に午前半休を取得して朝イチで行くという。
9:30からの開場なのに8:40には着いていてそのときには既に何十人かは並んでいたとか、開場が9:00に繰り上がったなんてこともありましたが、いいっすよ。朝イ チ。空いてて。今回は音声ガイドも(500円。ナレーターは中尾彬だった)も借りて、しっかり堪能してきました。こちらの展示会場はそれほど暗くなくてその点はよかったんですが、いくつかの作品でライティングが反射して見え辛かったりしたのと、空調が強すぎて大変寒かったのが不満点。
誰でも知ってるような物凄い有名作品は来ていません(僕が無知なだけだって?ほっといてくれ)けど、そこそこ楽しめますよ。行くなら平日朝イチお勧めです。週 末の午後になんか行ったら絶対後悔します。6月14日までなので興味のある方はお早めに。
From 17世紀 to 21世紀
早くに開場したせいもあって見終わって少し時間があったので、職場のある六本木まで来たついでに森美術館の万華鏡の視覚にも行ってきた。シティービューとセットで1,500円てのが残念。単独券用意しようよ。1,000円くらいで。
17世紀のヨーロッパ絵画と21世紀のモダンアートを立て続けに鑑賞するという1日。
面白かった。
阿修羅を見てきたぞ
日曜日の午後ということと、東京での展示の終わりが近いせいでしょうか、大変な人出で入場制限を行っており、40分ほど並んでから入場し、入場してからも大変 な混雑で最初の展示品を目にするまで10分ほどかかりました。これから行かれるならば、平日をお勧めしときます。6月7日までですのでお早めに。
会場は大きく二つに分かれているのですが、メインの阿修羅立像は第1会場の終わりに。阿修羅以外の展示品も凄いですが、やはり阿修羅がひときわでした。ホントに一見の価値ありです。
それから、今回見に行って驚いたのが意外にカップルが多いこと。やるな、若者たち。俺、20代の頃はこういうの見に行こうなんて思いもしなかったもの。
ルーヴル美術館展その1
「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」を観に行ってきた。
フランスのルーヴル美術館には3年ほど前に行った事があります。もっとじっくり観て回りたいところだったのですが、あまり時間がなかったので、まさに駆け 足で一巡りして終わっていたもので、いつかリベンジをしたいものだと思っております。
日本には今、二つのルーヴル美術館展が来ていて、そのうちの一つがこれ。「美の宮殿の子どもたち」というサブタイトルが表すように、ルーヴル美術館の収蔵品の中から、「子ども」に関する品ばかりを200点ほど集めた展覧会です。
フランスのルーヴル美術館はあまりにも巨大すぎて、じっくり見て回るには何日もかかるようなボリュームですので、このような企画で一部を切り出して展示してもらえるとボリュームとしてはちょうどいい感じになりますね。
3年前は古代エジプト関係の展示がどこかに貸し出し中とかでほとんど観られなかったのですが、今回の展示はエジプト関係の展示が意外に充実していたので、 まずまず満足です。
それにしてもなんだってあんなに展示室を暗くするのでしょうか?パリのルーヴルはもっと明るかったけどなぁ。
SCAI THE BATHHOUSE
SCAI THE BATHHOUSEでやっている大庭 大介「The Light Field -光の場-」を見に行った。
ちゃんとした感想を書けるような教養がないのですが、たまにはこういうものに触れるのもいいな、と思いました。リンク先でも作品は紹介されてますけど、直接目にしないことには分からないことがあります。この展示を知る機会を与えてくれた方には大きめに感謝を捧げたいと思います。
話は変わりますが、東京に住んでてよかったな、と思うのはこういうところにふと思い立って行ける、そんな時です。いいことばかりではないですけどね。
高尾山薬王院火渡祭に行ってきた
火渡り祭とは、髙尾山御本尊飯縄大権現の衆生救済の御誓願に基づき、真言密教加持の極致である御護摩(浄火により災厄を祓う火の行)を修行することにより、世界平和、息災延命、災厄消除、交通安全、身上安全等を祈念するもので、これを修行する行者は、心身修練の功を積んだ髙尾山の山伏であります。
当日参拝のご信徒並びに有縁の方々は、この行事に参加することがすでに本尊の無量の法益に浴することであり、且つ火渡りをされる方々は、更にその身の災厄を祓う功徳もいただけるわけであります。
NHKのニュースなんかでよく見かける光景ですね。たまたま新聞で今日がそれだというのを知ったので、行ってきました。
高尾山というのは天狗がいる(未確認)山なので、天狗の像なんかもまつられています。小さくてなんだかわかりませんけど。
大量の柴を燃やしているところ。これも写真ではなんだかよく分かりませんが実はすごい火勢です。火をつける前にいろいろと儀式的なことをやってました。般若心経とか真言なんでしょうか。あまり詳しくないのでよく分かりませんけど。外国人観光客がたくさんいました。オー!オリエンタル!ワンダフル!とか言って たんでしょうか。それこそよく分かりません。
なおこの火渡り祭、修験者だけではなく一般の人でも火渡りをすることができます。
こんな感じ。
もちろん私も渡ってきました。↓は「渡火証」。渡った人にくれるわけではなく事前に購入します。ので「渡った証」と言いながら、実は渡らなくても手に入ります。
また、渡る前に「撫で木」というのを買って、氏名年齢を書いて体の悪いところをさすって一緒に焚き上げてもらうとご利益があるそうな。お腹と腰と頭さすっときました。これも義務でもなんでもなく、別に買わなくても渡ることは可能です。
焼けた(もちろん冷めてますけどね)土の上を裸足で歩いて、歩き終わったらはいさようならって感じで、だからどうしたといえばそれまでなのですが、修験道ってのも普段なかなか接する機会もないので、よい体験でありました。
来年(毎年3月の第2日曜日だそうです)参加しようかなどと思った方は、雑巾などを持っていかれるとよろしいかと。あとお湯(熱いのじゃなくて足洗い用)なんかもあるとなおよし。あたしゃそんなこと知りませんもので、乾いたタオルで拭いただけのまだ泥のついた足のまま靴下はいて帰ってきましたが。ちなみに、なれた 感じのあるご近所っぽいおじさんはサンダルで来てました。